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スレートかガルバリウム鋼板か?屋根材選びで知っておくべきこと!

屋根選びは家の寿命や住み心地に大きく影響を及ぼします。
耐久性やコストパフォーマンス、メンテナンス性を重視し、屋根材選びには、慎重になるべきです。
今回は、屋根材として広く用いられるスレートとガルバリウム鋼板に焦点を当て、特性・メリット・デメリットをご紹介します。

 

□スレート屋根材の魅力と実用性

スレート屋根材はセメントと繊維素材で構成されているため、防水性を保つためには定期的な塗装メンテナンスが欠かせません。
この点を怠ると、屋根材が水を吸収し、劣化の原因となってしまいます。
適切なメンテナンスを行えば、スレートの耐用年数は約20〜25年ほど。
では、他には、どのような魅力が挙げられるのでしょうか。

 

*コストパフォーマンスが高い

スレート屋根は、セメントと繊維素材を混ぜ合わせた化粧スレートで構成されており、製造コストが低いため、導入コストを抑えることが可能です。
また、さまざまなグレードが存在し、耐久性や遮熱効果の高い製品を選択することもできます。

高い効果の製品を選んだ場合でも、全体のコストパフォーマンスは高いといえる点は大きな魅力です。

 

*軽量で耐震性に優れている

スレートは瓦屋根の約3分の1の重量であり、地震災害が懸念される地域においても、建物への負担を減らして耐震性を高められます。
軽量であるために、建物の重心も低く保ち、地震発生時の揺れを小さくすることにも繋がります。

 

*施工のしやすさ

スレートは扱いやすく、施工しやすい屋根材です。
そのため、施工できる会社も多く、施工費用の節約にもつながります。
施工のしやすさは、リフォームや修繕時にも大きな利点です。

 

□ガルバリウム鋼板の持つ魅力!

ガルバリウム鋼板のメンテナンスは比較的簡単ですが、汚れが目立った場合は、水洗いや塗装の塗り替えが推奨されます。
特に、塗装は約10年に一度の頻度で行うことが一般的です。
では、具体的な3つの魅力をみていきましょう。

 

1:耐久性の高さとメンテナンスの容易さ

ガルバリウム鋼板は、アルミと亜鉛の合金で構成されており、その耐久性は非常に高いです。
サビにくい特性を持ち、耐震性にも優れています。
定期的に水洗いすることで、長期間にわたりその性能を維持できます。

 

2:デザインの多様性

ガルバリウム鋼板は、さまざまなデザインが可能で、現代的な住宅から和風の住宅まで、幅広いデザインに対応できます。
その多様性は、建築の可能性を広げる要因となっています。

 

3:長期的なコストパフォーマンス

初期費用は高めですが、その耐久性と低メンテナンス性を考慮すると、長期的には非常にコストパフォーマンスが良いといえます。
特に、長期間にわたる使用を考えている場合には、ガルバリウム鋼板は非常に魅力的な選択肢です。

 

□まとめ

スレート屋根材とガルバリウム鋼板は、それぞれに独特の魅力と実用性を持ちます。
スレートはコストパフォーマンスと施工のしやすさが魅力で、定期的なメンテナンスにより長期間の使用が可能です。
一方、ガルバリウム鋼板は耐久性とメンテナンスの容易さ、デザインの多様性で優れていますが、初期費用が高い点に注意が必要です。
どちらを選択するかは、家主のニーズや予算によって異なりますが、この記事が適切な選択をするための参考になれば幸いです。

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