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波板の種類と選び方のポイント!トタン製の波板についてもご紹介!

自宅や倉庫のメンテナンスを自分で行いたいと考えている方の中には、材料選びや施工方法に不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
特に波板は種類が多く、それぞれ特徴や用途が異なるため、最適な材料選びに迷ってしまう人も多いはずです。
この記事では、波板の種類とそれぞれのメリット・デメリットを解説します。

□トタン製の波板もある!波板の種類と特徴

波板は、その素材によってさまざまな種類があります。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解することで、より適切な波板を選べるでしょう。

*ポリカーボネート製

ポリカーボネートは、透明性や耐衝撃性に優れた合成樹脂です。
そのため、テラスやバルコニーの屋根など、紫外線の影響を受けやすい場所に最適です。

1:メリット

・透明性が高く、採光性に優れている
・耐衝撃性が高く、破損しにくい
・耐紫外線性があり、長期間使用しても劣化しにくい
・比較的安価

2:デメリット

・表裏があるため、間違えて裏表逆に設置してしまうと機能が低下する

*ガルバリウム鋼板製

ガルバリウム鋼板は、防食性に優れたメッキが施された鋼板です。
そのため、耐食性や耐熱性に優れ、長寿命であることが特徴です。

1:メリット

・耐久性が高く、長持ちする
・強度があり、重い物にも耐えられる
・錆びにくい
・海岸沿いの家屋にも適している

2:デメリット

・ポリカーボネート製と比べて高価

*トタン製

トタンは、亜鉛メッキが施された薄い鉄板です。
波状にすることで強度が増し、屋根材や囲いとして幅広く利用されてきました。

1:メリット

・耐久性が高い

2:デメリット

・現在は入手が困難
・錆びやすい

□波板選びのポイントと注意点

波板は、使用する場所や目的に合わせて適切な種類を選ぶことが重要です。

1:使用場所と目的に合った波板を選ぶ

長期的に使用する倉庫や工場の屋根には、耐久性と強度の高いガルバリウム鋼板製やポリカーボネート製がおすすめです。
簡易的な小屋や自転車置き場の屋根には、軽量で安価な塩化ビニル樹脂製や塩化ビニル樹脂(ガラスネット入り)製がおすすめです。

2:DIYでの施工は慎重に

DIYで波板を施工する場合は、強度不足や施工ミスによる二次被害のリスクを考慮する必要があります。
特に、強風による波板の吹き飛ばしは、自分自身だけでなく、周囲の人にも危険を及ぼす可能性があります。
強度不足を防ぐために、使用目的に合った種類と適切な施工方法を選びましょう。

3:波板の劣化だけでなく、フックにも注意

波板だけでなく、波板を留めるフックも劣化します。
特にプラスチック製のフックは、紫外線によって劣化しやすく、強度不足の原因となります。
定期的にフックの状態をチェックし、劣化している場合は交換しましょう。

4:屋根として機能させたい場合は会社に依頼

本格的に屋根として機能させたい場合は、DIYではなく、専門会社に依頼することをおすすめします。
特に住宅や工場の屋根は、雨漏りや強度不足による事故のリスクが高いため、専門会社に任せる方が安心です。
屋根の専門知識を持つ会社に相談することで、安全で耐久性のある屋根を施工できます。

□まとめ

この記事では、波板の種類とそれぞれのメリット・デメリット、選び方のポイント、注意点について解説しました。
波板は、素材や強度、用途によってさまざまな種類があります。
この記事を参考にして、用途に合った最適な波板を選んで、安全で快適な空間を実現してください。

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