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自然豊かな家でも安心!雨樋詰まり防止の秘訣

家を守るための心配事は数多くありますが、その中でもよく見過ごされがちなのが、雨樋のメンテナンスです。
雨樋の詰まりは予想外のトラブルを引き起こす可能性があります。
雨樋が正しく機能しないことで、家屋に重大な損害を与えかねないため、その予防策を知ることは安心して暮らすために不可欠です。

 

□雨樋詰まりの主な原因

 

1:落ち葉の蓄積

 

自然豊かな地域にお住まいの方や、家の周りに大きな木がある家庭は、特に注意が必要です。
秋に落ち葉が多くなると、これらが雨樋を詰まらせる主な原因となります。
大木の下にある家は特にリスクが高く、定期的な点検と清掃が欠かせません。

 

2:土砂と泥の蓄積

 

長年にわたりメンテナンスが怠られると、土砂や泥が雨樋内に堆積し、やがて固まってしまうことがあります。
このような状況は、特に古い家や、定期的な点検を行っていない家で見られます。
適切な清掃を行わなければ、雨樋の機能は徐々に低下します。

 

3:野鳥の巣づくり

 

意外に見落とされがちなのが、野鳥による巣づくりの影響です。
鳥が雨樋の近くに巣を作ると、巣材の葉や泥が雨樋に詰まり、排水機能を阻害します。
このため、時折雨樋の点検を行い、異物がないか確認することが重要です。

 

□効果的な雨樋詰まり防止策

 

1:年に1回の清掃

 

自宅の雨樋メンテナンスには、年に最低一度は実施すべき清掃が不可欠です。この定期的な清掃を行うことで、大きな問題や想定外の破損を防ぐことが可能となり、安心して快適な住環境を維持できます。

 

2:落ち葉除けネットの利用

 

特に落ち葉が多くなる地域では、落ち葉除けネットを設置することが効果的です。
このネットが大きな落ち葉をキャッチし、雨樋内への侵入を阻止します。

しかし、細かいゴミは通過する可能性があるため、定期的なチェックと清掃が必要になります。

 

3:マルチカバーの活用

 

積雪地帯でよく使用されるマルチカバーは、落ち葉防止にも効果を発揮します。
雨樋の上部を覆うことで落ち葉の侵入を防ぎつつ、雨水は通過させる設計となっており、雨樋の詰まりを効率的に防げます。
定期的な点検と、必要に応じた清掃をあわせて行うことで、雨樋を健全な状態に保てるので、これらを心がけてみてください。

 

□まとめ

 

雨樋のメンテナンスは家を守る上で重要ですが、よく見過ごされがちです。
自然豊かな地域や大木の近くに住む人は、落ち葉や土砂、野鳥の巣による雨樋の詰まりに特に注意が必要であり、予防策としては、年に1回の清掃、落ち葉除けネットやマルチカバーの設置が効果的です。
これらの対策を適切に実施することで、雨樋の問題を最小限に抑え、快適な住環境を維持できるでしょう。

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