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雨樋の割れを自分で直せる?補修レベルチェック&費用相場を解説
家のメンテナンスに興味があり、DIYで雨樋の修理に挑戦したいと考えている方。
雨樋の割れを発見して、自分で修理できるのか不安に感じているかもしれません。
また、費用がどれくらいかかるのかを知りたいとも思っているのではないでしょうか。
この記事では、雨樋の割れのレベル別の修理方法を解説し、DIYで可能な範囲と専門家に依頼すべきケースを明確にすることで、適切な判断ができるようにサポートします。
□雨樋の割れはDIYで直せる?レベルチェック
雨樋の割れを発見した際に、DIYで修理できるのか判断するためのチェックポイントを解説します。
*手が届く範囲の軽微な破損
手が届く範囲で、かつ破損個所が1~2箇所程度であれば、DIYでの修理が可能な場合もあります。
ホームセンターなどで販売されている雨樋補修材やコーキング剤を用いれば、比較的簡単に修理できます。
*高所や複数の破損
高所にある雨樋や、複数の箇所が破損している場合は、専門会社に依頼することをおすすめします。
高所での作業は危険が伴うため、安全確保の観点からもプロの技術が必要となります。
また、複数の破損は、雨樋全体の劣化が進行している可能性があり、適切な修理方法を専門家に相談する方が安心です。
□雨樋修理の費用相場
雨樋の修理を専門家に依頼した場合の費用相場を、補修、部分交換、全交換に分けて具体的に解説します。
1:雨樋補修
一部の破損を補修する場合は、1~3万円程度が相場です。
ただし、外壁塗装や屋根塗装と同時に行う場合は、まとめて依頼することで割引が受けられる場合があります。
2:雨樋部分交換
破損した部分を交換する場合、1~10万円程度が相場です。
交換する長さや材質によって費用は変動します。
高所作業が必要な場合は、足場代が別途かかる場合もあります。
3:雨樋全交換
雨樋全体を交換する場合は、20~70万円程度が相場です。
全交換は足場架設が必須となり、費用が高額になります。
築年数が長く、全体的な劣化が進行している場合は、全交換の方が修理費用を抑えられ、長持ちする可能性もあります。
□まとめ
雨樋の割れは、放置すると雨漏りや建物の腐食につながる可能性があります。
DIYで修理できる場合もありますが、高所作業や複数の破損がある場合は、専門会社に依頼することをおすすめします。
修理費用は、補修、部分交換、全交換によって大きく異なります。
事前に費用相場を把握しておくことで、予算計画を立てやすくなります。
雨樋の修理は、家の寿命を左右する重要なメンテナンスです。
適切な判断を行い、安心して修理を進めていきましょう。